物流コンサルタントによるコストの算出で現場の問題を解決

物流コンサルタントという仕事はどんなものか

日本の産業界ではまだあまり知られていない物流コンサルタントという仕事は、流通にまつわるあらゆる課題を解決する専門家と言える存在。クライアントは主に企業となりますが、取引先や顧客に荷物を発送する立場にある企業には、必ず必要とされる存在です。商品を売買し、それを必要な場所から場所へ輸送・保管する過程や手段には、常に大きな課題があります。単に運んで保管するだけでなく、包装や加工、荷役も含めた5大機能は流通の肝と言われていますから、そこをスムーズに展開するのは命題です。コンサルタントは、あらゆるノウハウを持って理想の形に近づけるための策をアドバイスするのが仕事。あらゆる業務が複合的に絡んで常に動いている業界で、まずは問題点を洗い出すことすら難しいという事実を理解しておかなければいけませんね。

ギャップを見つけ出すプロフェッショナル

物流コンサルタントが最初に行う仕事は、本来あるべき一番良い姿がどこにあるのかを見つけることです。そして、それと現状とのギャップを明確にすることで、初めて何をどう改革すれば正解なのかが見えることになります。流通に手を入れるのはどの業界でもとても難しくリスクのある行為ですから、テコ入れをするつもりが逆効果になっては意味がありません。ほんの少しの改革でも、大きな資金がかかってしまう場合も少なくありませんから、闇雲にスタートさせることは出来ないのです。プロは、クライアントの抱える悩みや感じている問題から、何が一番必要なのかを導き出します。そのためには、他者の情報を研究する事も必要ですし、法律を調べることも必要。単にお仕着せのシステムを当てはめるのではなく、その現場現場に最適な解決策を見つけることが重要な任務と言えるでしょう。

流通コストを正しく算出しムダを省く

多くのクライアントが抱える問題が流通コストの高騰です。グロスで下げようとしてもうまくは行きませんし、かけるべき費用を削ってしまっては事業全体のリスクにも繋がってしまいます。業界によってそれぞれ流通の形がありますから、まず業界ごとに正しく算出するノウハウが必要。マルチに働ける流通のプロもいますが、そうしたプロはそれだけ多くの業界の流通を深く極めているのです。基本的には、商品の管理を統制し、常に適正な動きを把握しておく状態にすることが重要。本当に腕の良いプロなら、クライアントごとに最適なコストを算出し、改善のアドバイスが出来るはずです。